2015年12月21日
なぜTeam Cygamesを立ち上げたのか
4Gamer:
まず,Team Cygamesを立ち上げた経緯から聞かせてください。「神撃のバハムート」や「グランブルーファンタジー」(以下,グラブル)など,スマートフォン向けゲームで知られるCygamesが,なぜアナログカードゲームであるM:tGのプロチームを立ち上げることになったのでしょうか。
Cygames 取締役 木村唯人氏
木村唯人氏(以下,木村氏):
Cygamesはスマートフォン向けのゲームを作っている会社ではありますが,基本的にゲーム好きが集まってできた会社なんです。なので,プロチームを作ろうとなったときに,デジタルゲームかそうでないか,というのは気にしなかったんですね。僕自身,M:tGは大好きなゲームですし,これだけ日本人が強いゲームなのに,あまり注目されてこなかったことを残念に思っていました。なので,チームを作ることにしたんです。
4Gamer:
ご自身もM:tGのファンとのことですが,どの程度プレイされるのですか。
木村氏:
始めたのが20年前,ちょうど中学生の頃です。日本語版が出て少ししたあたりだったと思います。その後,社会人になって一度離れたのですが,最近になってまた復帰しました。ちょうどエキスパンション「タルキール覇王譚」の辺りだったかと。それからグランプリ静岡に出場して,その次のグランプリ千葉では,2日目まで行きましたよ。
4Gamer:
始めたのが20年前というと,かなり初期ですよね。中学生が手を出すには,なかなかハードルが高くありませんでしたか。
木村氏:
おっしゃるとおり,その頃のM:tGはまだマニアックというか,ゲームに対してちゃんとアンテナを立ててないと知る機会すらない遊びでした。僕の場合,たまたまそっち方面に強い友人がいて,彼に誘われたんです。
4Gamer:
なるほど。タルキール(2014年9月発売)というと,ちょうど1年前くらいですか。何がきっかけになったのでしょうか。
木村氏:
社内にM:tG好きが集まって作ったM:tG部があって,それがきっかけです。そもそも,プロチームを作るならM:tGがいいと思ったのも,この部があったからなんです。今の3人にオファーしたのも,部のメンバーと相談して決めたことです。
4Gamer:
ああ,なるほど。ちなみにTeam Cygamesのメンバーは,どんな基準で選ばれたのでしょうか。
木村氏:
殿堂入り※していない若手で……かつ,バリバリ現役のプレイヤー。この条件にならってオファーを出した形です。本当に来てほしいと思う人に声を掛けてみて,結果としてその全員が参加してくれることになりました。
※殿堂入り……M:tGの発展に貢献してきたプレイヤーの功績を称える,プロツアーの表彰制度。正式名称は「The Magic Pro Tour Hall of Fame」で,選ばれたプレイヤーには,以降に開催されるプロツアーへの永久参加権が与えられる。
4Gamer:
殿堂プレイヤーを外したのは,ちょっと意外ですね。
木村氏:
殿堂プレイヤーはすでに認められた存在ですし,一線から退いている人も少なくないですから。業界の発展を考えたら,今まさに本気でM:tGを頑張っている人をスポンサードするべきでしょう。
4Gamer:
木村さんから見て,Team Cygamesの3人にどんな印象をお持ちですか。
木村氏:
最初に声を掛けたのが市川さんなんですが,彼は非常に面白い人ですね。業界を盛り上げるために,自ら発信していこうという気概のある人です。それから覚前さんは明るくて,スイーツやカフェが大好き。彼はモチベーションがとくに高くて。もちろんほかの2人もそうなんだけど,世界一になってやるっていう気概がすごく強い。ことあるごとに「世界一をとりたい」って言ってます。
4Gamer:
ああ,それは確かに感じます。では,山本さんは?
木村氏:
やまけんさん(山本選手)はイケメンで……だけど男性にも人気があるっていう。M:tGプレイヤーは,皆やまけん大好きじゃないですか。
4Gamer:
そうですね(笑)。
木村氏:
本人は,実はものすごくシャイなんですけどね(笑)。
まず,Team Cygamesを立ち上げた経緯から聞かせてください。「神撃のバハムート」や「グランブルーファンタジー」(以下,グラブル)など,スマートフォン向けゲームで知られるCygamesが,なぜアナログカードゲームであるM:tGのプロチームを立ち上げることになったのでしょうか。
Cygames 取締役 木村唯人氏
木村唯人氏(以下,木村氏):
Cygamesはスマートフォン向けのゲームを作っている会社ではありますが,基本的にゲーム好きが集まってできた会社なんです。なので,プロチームを作ろうとなったときに,デジタルゲームかそうでないか,というのは気にしなかったんですね。僕自身,M:tGは大好きなゲームですし,これだけ日本人が強いゲームなのに,あまり注目されてこなかったことを残念に思っていました。なので,チームを作ることにしたんです。
4Gamer:
ご自身もM:tGのファンとのことですが,どの程度プレイされるのですか。
木村氏:
始めたのが20年前,ちょうど中学生の頃です。日本語版が出て少ししたあたりだったと思います。その後,社会人になって一度離れたのですが,最近になってまた復帰しました。ちょうどエキスパンション「タルキール覇王譚」の辺りだったかと。それからグランプリ静岡に出場して,その次のグランプリ千葉では,2日目まで行きましたよ。
4Gamer:
始めたのが20年前というと,かなり初期ですよね。中学生が手を出すには,なかなかハードルが高くありませんでしたか。
木村氏:
おっしゃるとおり,その頃のM:tGはまだマニアックというか,ゲームに対してちゃんとアンテナを立ててないと知る機会すらない遊びでした。僕の場合,たまたまそっち方面に強い友人がいて,彼に誘われたんです。
4Gamer:
なるほど。タルキール(2014年9月発売)というと,ちょうど1年前くらいですか。何がきっかけになったのでしょうか。
木村氏:
社内にM:tG好きが集まって作ったM:tG部があって,それがきっかけです。そもそも,プロチームを作るならM:tGがいいと思ったのも,この部があったからなんです。今の3人にオファーしたのも,部のメンバーと相談して決めたことです。
4Gamer:
ああ,なるほど。ちなみにTeam Cygamesのメンバーは,どんな基準で選ばれたのでしょうか。
木村氏:
殿堂入り※していない若手で……かつ,バリバリ現役のプレイヤー。この条件にならってオファーを出した形です。本当に来てほしいと思う人に声を掛けてみて,結果としてその全員が参加してくれることになりました。
※殿堂入り……M:tGの発展に貢献してきたプレイヤーの功績を称える,プロツアーの表彰制度。正式名称は「The Magic Pro Tour Hall of Fame」で,選ばれたプレイヤーには,以降に開催されるプロツアーへの永久参加権が与えられる。
4Gamer:
殿堂プレイヤーを外したのは,ちょっと意外ですね。
木村氏:
殿堂プレイヤーはすでに認められた存在ですし,一線から退いている人も少なくないですから。業界の発展を考えたら,今まさに本気でM:tGを頑張っている人をスポンサードするべきでしょう。
4Gamer:
木村さんから見て,Team Cygamesの3人にどんな印象をお持ちですか。
木村氏:
最初に声を掛けたのが市川さんなんですが,彼は非常に面白い人ですね。業界を盛り上げるために,自ら発信していこうという気概のある人です。それから覚前さんは明るくて,スイーツやカフェが大好き。彼はモチベーションがとくに高くて。もちろんほかの2人もそうなんだけど,世界一になってやるっていう気概がすごく強い。ことあるごとに「世界一をとりたい」って言ってます。
4Gamer:
ああ,それは確かに感じます。では,山本さんは?
木村氏:
やまけんさん(山本選手)はイケメンで……だけど男性にも人気があるっていう。M:tGプレイヤーは,皆やまけん大好きじゃないですか。
4Gamer:
そうですね(笑)。
木村氏:
本人は,実はものすごくシャイなんですけどね(笑)。
Posted by ままもも at
13:03
│Comments(0)
2015年12月03日
戦国時代をボードゲーム風に楽しむストラテジー「Tenshu General」がリリース開始
オランダのフローニンゲンに拠点を置くSmartArt Game Studioが,その処女作となるリアルタイム制ストラテジーゲーム「Tenshu General」をリリースした。
本作は,日本の戦国時代を陣取り系のボードゲーム風に描いているのが特徴で,数時間ほどで全国制覇を成し遂げられるというスピーディなゲームスタイルになっている。ゲームのイロハを覚えるためのキャンペーンモードや,最大4人でのマルチプレイモードがあり,10種類のマップが用意されているなど,簡素ながらもじっくりと楽しめそうだ。
Tenshu General
Tenshu GeneralTenshu General
また,マップエディターも用意されているので,ちょっとした時間潰しだけでなく,その気になれば長く付き合えるゲームにもなりそうだ。気になる人は,Steamのプロダクトページをチェックしてみるといいだろう。
本作は,日本の戦国時代を陣取り系のボードゲーム風に描いているのが特徴で,数時間ほどで全国制覇を成し遂げられるというスピーディなゲームスタイルになっている。ゲームのイロハを覚えるためのキャンペーンモードや,最大4人でのマルチプレイモードがあり,10種類のマップが用意されているなど,簡素ながらもじっくりと楽しめそうだ。
Tenshu General
Tenshu GeneralTenshu General
また,マップエディターも用意されているので,ちょっとした時間潰しだけでなく,その気になれば長く付き合えるゲームにもなりそうだ。気になる人は,Steamのプロダクトページをチェックしてみるといいだろう。
Posted by ままもも at
13:26
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